2010.08.02 日本花卉業界の視察団が上海・北京に訪れ、中国花卉業界の発展ぶりを高く評価

7月19日から22日まで、9名の花卉専門家や花卉生産者から構成された日本花卉視察団が上海や北京の花卉生産基地と市場を視察し、調査・研究を行った。視察後、視察団一同は中国の花卉産業の発展は速く、生産設備も素晴らしい、管理者の素質も高く、製品の質も国際水準と比肩できると評価した。

今回の日本花卉視察団の団長である米村浩次さんは有名な花卉専門家として、既に数回にわたり日本の花卉従業者からなる視察団を組んで、中国花卉産業の視察を行っていた。米村さんの紹介によると;1988年中国へ来たときには、花が少なく、花卉産業が形成されていなかった。十年後に再び中国へ来たときには、花の店や花農家または花卉企業もかなり増えていたが、製品の質があまり良くなかった。20世紀90年代に中国の花卉産業は驚くほどの発展を成し遂げたが、21世紀に入ってその発展スピードがもっと速くなった。今回、上海・北京の花卉企業を視察する中、多くの中国花卉企業の水準が国際水準とリンクされていることを目撃した。例えば、上海源怡種苗有限会社、上海大地種苗公司の生産技術と組織培養技術はいずれも非常に高く、既に国際水準に達している。北京の温楡河花卉公司、昊景栽培園、彩氷花園芸科学技術公司の製品の質は非常に高い。他にも、中国の多くの花卉企業が使用している生産施設は国際一流レベルに達しているし、一部の花卉生産企業の責任者たちは非常に先進的な経営理念を持っている。

視察団の方たちは中国の生産企業の花卉生産量が多さと中国市場の消費能力に驚きを隠せなかった。また、中国の業者との交流の中で、中国の種苗価額と花卉の売値は日本とそれ程の差がないことにも驚いた。日本の鹿児島から来た園田憲雄さんは自ら育成した新しい品種のカタログを持参し、中国での市場開拓に意欲を見せた。特に、中国企業の生産水準に対する視察を通じて、園田さんは中国企業の生産条件と技術レベルから見て、園田さんの品種を栽培するには何の問題もないと、中国市場に極めて高い関心を示した。

視察の終わり頃、米村浩次さんは以下のことを提案(指摘)した;中国の花卉商品の種類はまた少ない。花卉市場では緑色の植物種類は比較的に多いが、開花植物の種類は単一であり、各売り場での商品が似ている。その上、今販売している鉢物はほとんど寄せ植方式を取り入れているが、材料が少なく、選択の余地が少ないため、寄せ植の発展が制約される。中国の花卉生産者は新しい製品の導入や開発に力を入れ、市場を豊かにするべきである。