2011.04.27 最大目標市場-日本の消費低迷 菊切花生産者たちの団結が目立つ

日本は我が国の菊切花輸出の最大な目標市場である。地震や津波の影響を受け日本の花卉消費は低迷していて、我が国の菊切花の輸出の見通しはよくない。4月14日、国内外から来た70名あまりの菊切花販売企業が上海に集まり、菊切花産業のエスカレートや輸出企業の危機管理などについて検討会を行った。

同盟メカニズムが輸出危機を克服できる

「我々の産地調査によると、今回の大地震は日本の花卉生産に対する影響は少ないが、花卉の消費に対する影響は大きい。今日本では余震が続いており、放射線の被害も心配なので、花卉の販売価額と数量が急激に減っていく。日本政府も消費の低迷状況は長引くのが必至で、2011年の末まで続く可能性を示している。」日本の愛知県豊明花卉市場の執行取締役永田さんが日本市場の最新状況をこう伝えた。

上海種業集団で菊苗や製品の輸出に携わっている副総経理?振徳も自分たちの経験を紹介した。「当面の輸出危機は一つのチャンスとして取ることもできる。輸出が順調の時に我々は生産の品質や管理を無視しがちだったが、この危機は我々に自分の足りない点を再認識するチャンスを与えている。今、国内の殆どの生産者は周年生産ができない、品質も不安定である。ここで私は呼びかけたい;同盟メカニズムを立て、みんなが生産、販売、品種改良、市場などの各段階において進展を成し遂げ、企業の連動による各方面の情報舞台を共有し、自信を強くし市場のリスクを抑えること。マレーシア、ベトナムも日本の菊花供給国である。調べによると、日本の大震災後マレーシアの菊協会は生産者たちと協議し30%の計画減産を行いマーケットの保護を行っていたが、これらは我々の習うべきことである。」

我が国で菊花の技術交流を7年以上行っている上海瀚冠投資管理コンサルティング顧問の池原さんも同じ観点であった。「日本では生産者は農協や組合を通じて協同生産を行い、生産技術や流通、企画などの面で統一性を図り、品質の安定を保っている。関連協会の生産に対する影響力はかなり大きい。」

長所をもって短所を補い生産弊害を克服する

我が国の菊切花は日本の市場でいまだ中低層レベルの消費が主流である。中国の業界がバイヤーに中国にも品質の高い菊の商品があることを示すには様々な面での努力が必要である。特に、品質の選別システムに問題がある。この問題について、北京延慶永寧盛世鼎新菊苗農場の責任者陳汝方の感想は深い。「これらの現象は我々の生産に間違った考え方や弊害があることを表している。我々の生産者は主に製品率で自己評価をするが、今後は秀品率という概念を取り入れるべきである。今現在国内で秀品率をもって菊切花を選別する企業が殆どなく、いくら良い花でも一般の花と一緒に売るしかない。企業の品質上の成熟基準はこの一般の花の価額になっているのが現状である。」

業界組織や同盟メカニズムの立ち上げは産業の発展には役に立つものの、中国の菊切花の輸出を意気揚揚にするには品質の改善が欠かせない。各企業が自分なりに努力するだけではいつまでも物足りない、企業間の生産技術の通じ合いこそ大事である。海南省佳卉公司の総経理劉克さんは有機肥料の調製に奥の手を持っている。同業者たちの中では佳卉からその技術を学んだ後、同じコストで3倍の効果を得た例もある。

今回海南省の菊はサビ病に覆われ企業の損失は深刻だったが、広東省の花農家は殆ど影響を受けていない。この地区の経験者たちは大雨の直前に一度農薬を散布し、雨が過ぎてから再度散布し予防効果を得たそうだ。これら以外にも互いの長所をもって自分の短所を補う例が多い。危機に面してお互いに協力し合うことこそ、新しい生存環境の作り出すことになる。