2011.12.05 福建省のコチョウラン生産者たちが龍岩でシンポジウム開催

11月27日龍岩市農業科学技術協会の洋蘭産業支部の主催で、福建省第2回コチョウラン産業シンポジウムが龍岩市農業科学技術所で開催された。福建省内の殆どのコチョウラン生産者が出席し、福建省コチョウラン産業の発展及び全国コチョウラン産業中での地位、組織培養と種苗、高品質コチョウラン種苗の保護、2012年大晦日向け花の市場分析及び価額指導の確立など4大主題で議論を展開した。

指導価額を定め産業の利益空間を保護する

国内の他のところと違って、今回福建省のコチョウラン業者が我々記者に与えた印象は各自が互いに競争相手ではなく、商売の同僚だった。今回のシンポジウムでは検討会現場や基地視察現場のいずれからもみんなは真心がこもった交流が行われていた。

調べによると、2010年にコチョウランの専門家李昆沛の提案で、第1回福建省コチョウラン産業シンポジウムが厦門兆翔花卉科学技術有限公司で開催された。その目的は、業界内の交流を強化し、産業の相互促進及び消費市場の拡大を図り、また適切な卸し価額を指導し、コチョウラン産業の利益空間を保護することだった。今回のシンポジウムの主な中身も大晦日向けコチョウラン商品の指導価額の制定である。厦門兆翔花卉科学技術有限公司副総経理林磊は今回「2012年大晦日向け花市場の分析及び価額制定原則」を主題とした講演者として、大会に今年福建省地区を対象に行った生産状況の統計数値を公表した。林磊の紹介によると、福建省の2012年大晦日向けに出荷されるコチョウランは220万から240万株で、総量は去年並みである。その中、ちょうど大晦日に間に合う数量は160万から180万株である。品種としては「火の鳥」、「V31」、「唐辛子」、「内山むすめ」などなど多種類がある。品質も昨年より大幅に向上されたそうだ。また、福建省花の主な出荷先である広東省の市場状況も紹介された。今年の旧正月は例年より早くなるため、多くの生産者たちはコチョウランの開花期を早めていて、今年の12月下旬から来年のお正月の間大量のコチョウランが市場に出回り、それにより、大晦日市場の後半にはコチョウランがかなり不足する恐れもあるという。このような状況に照らして、彼は品種別に2012年大晦日向けの花の指導価額を提示した。

この指導価額に対し、参加者たちは検討を始めた。?州森輝花卉有限公司の責任者庄西卿はこう語った。「昨年の情況から見ると我々が決めた価額は非常に適切だった。大事なのは生産者の心理的素質を高めることである。福建省は大晦日花への経験が浅いので、なかなか市場の圧力に耐え切れず、勝手な判断で出荷してしまう。結果、花の供給バランスが崩れ、よい花が安い価額で売られる、悪い花が高い価額で売られる状況を招くことになる。原因究明を行い、指導を強化し、生産や販売者の心理的素質を高めることが必要だ。」

現状を整理し共に発展の方向性を探る

現状を整理してこそ、ものことの本質が見えて来る;長所を取り入れ短所を補ってこそ、企業は強くなり発展できる。コチョウラン産業も例外ではない。李昆沛はこう話す;福建省のコチョウランは二つの優位性がある。先ずは、気候が良い。次は、地理的に優位である---つまり、コチョウランの品種優位性を保っている台湾に近いので、新しい品種の合理化は福建省のコチョウランの最も目立つ特徴になる。李昆沛はこう示す;「この数年間、コチョウランの花消費市場の区域化はますます進んでいる。長距離の運送は破損率が多いので、地産地消が殆どである。今二三級都市の大晦日向け花の消費量は著しく増えているので、福建省の生産者も省内の消費市場をもっと開拓するとともに、福建省の地域優位性と気候優位性を利用し、種苗生産に力を入れるべきである。この二三年間、北方の生産者が急激に増えており、それに伴う種苗の需要も増えつつある。」

?州大成園芸会社の総経理張唐維も種苗生産方式及びその方向性について次のように述べた。種苗は生産の基盤であり、健康な種苗は製品の価額を大きく左右する。また、福建省の業者は育種を重視すべきである。それは将来国の育種保護は必ず強化されるので、事前に企画を立てる必要性があるからである。

福建省の新中(龍岩)園林有限公司の総経理厳炳成も種苗保護についてこう語った。良質な種苗は50%の営業販売に等しい。ただし、良質な種苗は品質が高いということだけではなく、品種の意味も含んでいる。例えば、白い花の品種は中国ではあまり売れないかも知りませんが、日本では大人気である。雑貨型、小花型も内陸では市場占め率が低いが、香港での消費量は巨大である。

このシンポジウムは只の2回目だが、その影響力はかなり大きい。