2011.12.12 第十回中国国際植物展開催

12月1日、中国食品土畜輸出入商会・広東省農業庁および仏山市順徳区人民政府主催の第十回中国国際植物展は広東陳村花卉ワールドにおいて開催された。

取材によると、展覧会は三日間開催され、日本・オランダ・中国および台湾から200余の企業が出展し、展覧会の質はさらに向上したという。陳村花卉ワールド社長の廬?峰氏は、今回の展覧会の重要な特徴のひとつは集団参加の多さであり、うちオランダ・台湾は出展を全て集団で行い、一方ベトナム・日本などは買い手側が集団で買い付けを行っているとしている。特にベトナムは経済発展が目覚しく、花卉商品に対する需要が急速に増加しているという。ベトナムはホーチミン市・ハノイ市で大型の花卉区域の建設を計画しており、そのためベトナムは80社を超える花卉企業の代表団を組織して展覧会を視察し、大木・庭園樹・盆栽・園芸用品等の買い付けの商談を行った。

本展覧会において、小型盆栽を取り扱う企業の集団デビューは小型盆栽主産地としての広東省のイメージを印象付けた。広東吉宏園芸有限公司・仏山景天園芸有限公司などの企業はいずれも自社が得意とする小型盆栽作品を展示し、展覧会全体にこの上ない精緻な印象を与えた。台湾盆栽発展協会は7社の企業を組織して展覧会に参加し、盆栽組み合わせが専門の園芸師を招聘して各種の小型盆栽を組み合わせ、手引き盆・小型アクセサリーと小型盆花の組み合わせを展示した。開幕時期は週末ではなかったが、専門的な来客は依然多く、予期した目標を達成できたとする企業も少なくなかった。北京五洲翔遠農業発展公司は数年の時を経て再度展示に参加したが、社長の邵遠祥氏によると、本展覧会での収穫はやはり多く、華南が公司の主要な市場のひとつであることから、展覧会を通じて頻繁に連絡を取り合っている顧客と対面して意見交換することで交流を深めることができるという。邵氏はまた、伝統的な盆栽の審美観が衰退している現状をきっかけに、小型盆花の発展はさらに加速するとみている。

このほかにも、企業間協力の傾向も展覧会でよりいっそう発展した。広州吉宏園芸と青島Oboya Salome包装有限公司は同じブースで展覧会に参加した。Oboyaの責任者温紹峰は記者に対し、展覧会の効果は良く、ブースで既に注文書を受け取ったと話す。今後、企業間のこのような協力の機会は確実に増加する、と温氏はみている。例えばブースに展示されている盆花の包装はOboya社、植物は吉宏社、一方で盆は別の企業のものとなる。このような集団出展は商品を展示するとともに、商品の一つひとつの「部品」の出どころを販売業者に知らせ、安心感を与えることができるという。

既に10回の開催実績があり、かつ国内で比較的高い名声を有する専門的な展覧会として、中国国際植物展は10周年に際し、展覧会の質を高めるための細やかな準備を多く行った。例えば専門的な観覧者はもはや煩雑な登録や証明書を作成する必要がなく、名刺を一枚提示するだけで10周年のシールを一枚入手し、館内で自由に移動可能となる。

本展覧会の専門性と雰囲気を高めるために、実行委員会はまた義烏市義金農荘・昆明安祖花園芸有限公司・仏山市順徳区景天園芸有限公司など10社の企業に中国国際植物展覧最優秀商品賞を授与し、中華盆花発展協会・Exotic植物園芸(上海)有限公司およびオランダ貿易促進委員会に中国国際植物展最優秀組織賞を授与した。

写真は中国花卉新聞社社長周金田が中国国際植物展最優秀賞獲得企業に賞杯授与する場面