2015.03.24 2014年雲南切り花生産販売の特徴

一、生産

1、栽培面積は、従来の地域が減りつつあると同時に、新しい地域が増えているため、総作付け面積はあまり増えていない。
  主品目のバラ、ガーベラ、カーネーションと草花の生産量は下がる傾向にあり、特に2014年の低温凍害の影響が大きかったとみられている。

2、2014年の切り花の品質レベルは例年よりやや低下し、高品質の花の増加が鈍い。これは特にバラ、ガーベラで目立つ。
  ①従来式の栽培管理方法の転換が遅れており、新しい地域の生産技術の模索があまり進んでいない。
  ②2013年暮れから2014年初めにかけて見舞われた低温凍害の影響が大きく、雲南全体の切り花の生産量が40%減少した。
  ③設備が貧弱のため、病害虫の防除が難しい。

3、新品種の増加により、品種が豊富となった。特に1年、2年生の草花の品種の増加が著しい。

4、生産地域がさらに拡大され、石林、宜良、楚雄などの地域が雲南花卉生産の主産地になり、影響力がますます大きくなっている。

5、生産コストの上昇が著しく、低コストのメリットが失われつつある。特に土地代と人件費の上昇が著しい。

二、市場

1、市場の需要が急激に増え、国内の切り花消費市場が北京、上海、広州を代表とする一流都市部から第二、三流の都市部に拡大している。
  そして過去の物日消費から日常消費に変わりつつあり、民間消費が盛んになった上、婚礼消費がヒットしている。
  結果として、オフシーズンと関係なく需要が続いている。

2、市場消費が多様化になり、異なる消費レベルに対応ができるようになった。
  但し、ハイレベルな消費市場全体への影響が加速化されている。2014年は花卉輸出量が引き続き減少し、輸入が増加した。

3、産地販売が多様化し、オンライン販売が急速に伸びた。

4、中国花卉販売業界で活躍している小売店は、インターネット等により、経営上ますます発展する力を備えるようになっている。

(作者:昆明国際花卉競り交易センター総経理)